MolForma

座標の表(「1 分子」)

「3D+表」の並べ方。上に3D画面、下に座標の表があり、選んだO8・D9(質量2)が表と3D画面の両方で強調されている

図1 「3D+表」の並べ方(エタノール-OD)。表の行と3D画面の原子は同じ選択で、3D画面の左下に選んだ2原子の距離が出ます。質量の列のH9は重水素(2)です。

「表」の並べ方。表だけを表示し、選択バーにC1・O8と距離 1.4249 Å が出ている

図2 「表」の並べ方。3D画面がないときは、選んだ2〜4原子の距離・角度・二面角を表の上の選択バーに出します。

NWChemへの出力

操作の行の「書き出し」メニューから、NWChemの座標ブロックとXYZ(常にÅ)をそれぞれコピー、またはファイルに書き出し(「〜を書き出す…」、.nw / .xyz)ます。NWChemの座標の単位は表の表示単位と独立で、「2 計算条件」の「座標の出力単位」で設定し(document.nwchem.geometry_units に保存し、Undo/Redoにも対応)、メニューの項目名に今の単位を表示します。

表の書き出しは座標と固定原子の入力断片です。完成した計算入力は「2 計算条件」で作成し、「4 入力プレビュー」で確かめます。未確定の候補がある間は書き出しを無効にします。計算実行は「3 実行設定」、出力の閲覧は「結果ビューア」で行います。既存のNWChem入力は「ファイル → 開く」で取り込めます。NWChem本体のインストールは表の使用には不要です。

入力仕様の参照: Cartesian coordinate input、Geometry keywords、Constraints、Basis sets。

座標の表の検証

ctest --test-dir build --output-on-failure で従来のcore/editorとcoordinatesの回帰テストを実行します。coordinatesは単位変換と精度、セル単位のロールバック、同位体・ゴースト・固定、選択同期、原子追加(元素ボタン・最も近い原子)、候補・Undo/Redo、候補の比較(ID・原子の順番、変化列と絞り込み)、ファイルのドロップ、原子がないときの表示、残基の列・絞り込み・選択バー(「表」の並べ方だけの測定、操作ボタンを置かないこと)と右側のページによる一括の固定・ゴーストの反映、「座標(1原子)」の表示切替、部品パレットの開閉と狭いウィンドウでの表の行数、「表示 → 1 分子の並べ方」、書き出しメニュー、3D画面との並べ方の切替、構造置換時の参照失効・envelope保持、出力単位の保存、並べ替え後の固定番号を検査します。

任意の目視・実機検証用に、次のコマンドでスクリーンショットとNWChemへの試験入力(STO-3G、水+炭素ゴースト、重水素、酸素固定)を生成できます。通常のCTestはNWChemを必要としません。

QT_QPA_PLATFORM=offscreen MOLFORMA_COORDINATE_ARTIFACTS=/tmp/molforma-coordinates \
  ./build/test_coordinates nwchemExportAndSettings

2026-10-22の検証では、上記のÅ/Bohr入力をNWChem 7.3.1で実行し、固定原子4とゼロ核電荷の bqC が認識され、SCFエネルギーがそれぞれ −74.945716644654 / −74.945716644653 Hartreeとなることを確認しています。

関連: 題材9 分子間錯体とBSSE補正、題材15 同位体と原子の並び順、「機能と操作」のページの一覧。