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「1 分子」の画面・ツール・選択

「1 分子」は分子を組み立てる画面です。このページでは、画面の構成、ツールと部品パレット、選択・削除・候補・視点・キー操作、原子パレットと周期表を説明します。右側の「編集」〜「電荷」のページは「「1 分子」の右側のページ」、3D画面の下(または代わり)に出す表は「座標の表」にあります。

「1 分子」の画面。左端にツールの列(「配置」を選択中)、その右に部品パレット(「N」を選択中)、中央にp-ニトロアニリンの3D画面、右に「編集」ページがある

図1 パレットで「N」を押したところ。ツールが「配置」になり、3D画面の上に置く部品と結合の種類、下にクリックしたときの動作が出ます。

画面の構成

ツールと部品パレット

選択・削除・候補・視点・キー操作

ニトロ基のO15・N10と環のC4・C3を順に選んだところ。3D画面の左下に二面角 O15–N10–C4–C3 = 177.13° と、値を入れて変える欄が出ている

図2 4原子を順に選ぶと、3D画面の左下に二面角とその値を変える欄が出ます(2原子なら距離、3原子なら角度)。

ニトロ基を削除する候補。3D画面の上に琥珀色の候補のバーと「変更を確定(Ctrl+Enter)」、3D画面には削除する原子に赤い×、補う水素に緑の円、右の「編集」ページに変更候補の内容がある

図3 ニトロ基(N10・O15・O16)を選んで「選択原子を削除」を押すと、削除は候補になります。削除する原子に赤い×、終端化で補う水素に緑の円が付き、「変更を確定」までは分子は変わりません。

原子パレットと周期表

「1 分子」のパレットで分類が「原子」または「すべて」のとき、「周期表…」を押すと、Qtの周期表ダイアログを開きます。18族・7周期と、下段のランタノイド/アクチノイドから元素をクリックして選びます。日本語名・英語名・元素記号・原子番号で検索でき、一致しないマスは位置を保って薄く表示します。矢印キーでマス間を移動し、Enter/Spaceで選択、Escで取消できます。検索結果が1元素の場合は検索欄のEnterでも選択できます。

周期表のダイアログ。H〜Ogの118元素が18族・7周期とランタノイド・アクチノイドの段に並び、炭素が選ばれている

図4 「周期表…」で開くダイアログ。元素記号・日本語名・英語名・原子番号で検索できます。

選択した元素は色付き記号、日本語名、原子番号を添えてパレットに表示し、分子画面へのクリック/ドラッグで配置できます。周期表の選択だけでは分子を変更せず、配置はUndo/Redoに対応します。追加したFr〜Ogは、元素変更・座標入力・プロジェクト保存・XYZ・NWChem座標出力・NWChemログ/CUBE/MOLDENの構造読込でも共通して扱います。

元素の範囲はNWChemの元素表にある正式名称付きのH〜Og(原子番号1〜118)です。仮称Uue・Ubn(119・120)は対象外です。元素の認識と基底関数の対応は別です。「2 計算条件」の組込み基底が未対応の元素(Fr〜Ogなど)を含む場合は、従来どおり計算入力の生成を拒否します。ライブラリにない任意の基底・ECPの入力は未実装です。

H〜Rnは同梱の元素データ(物性値・同位体)を使い、Fr〜Ogの質量・共有結合半径・色と英語名はOpen Babel 3.2.1の元素データから補っています。重元素の半径には推定値・代替値を含み、結合推定や配置は近似です。質量はデータベース参照値で、超重元素の標準原子量や全元素の力場対応を保証するものではありません。

関連: 題材1 原子と結合から組む、題材3 芳香族の置換体、題材16 自作の部品(マイ部品)、「機能と操作」のページの一覧。